2021年4月10日土曜日

半額キャンペーン おまけ

駿河湾フェリー、半額キャンペーンで西伊豆に行ってきた帰りに、

藤枝市、岡部宿に立ち寄りました。 

旧東海道、
静岡の丸子宿と藤枝宿の間の小さな宿場町。

柏屋という、旅籠を見学。

今回、こちらに立ち寄ったのは、
ひな人形を見学するため。

やってるやってる。

分かるかな?

記念撮影。
等身大のひな人形なのです。


人形の傍らには
比較用の、普通サイズの人形も飾られていました。

等身大を作るときにモデルにしたのかな?
製作は昭和44年なので、状態もいいですね。

別室には、
御殿飾り
京都御所の御殿をかたどった建物。
組み立て式ではありません。


個人的に気に入ったのはこちら、
牛車を弾く牛。
こちらの御殿飾りは、安政3年のものだそうです。
よくこの状態で保存されていますね。
文化財だそう。

そろそろ帰ります。

桜と立体交差。

先ほどの岡部宿から車で5分程度です。
新東名利用。

浜松に帰ることには降ってきました。

これで終わります。

駿河湾フェリー 半額キャンペーン(往復利用旅) 2/2

2日目朝、

朝食を撮ってみた。
コロナ対策の気配と共に。

私たちが、素泊まりプランにしただけで、明治館にはおいしい朝食もあります。

外の景色は。

桟橋に釣り人。
拡大してみると
フェリー港にも車が見られます。


このあたりのホテルは大体西向きなので、朝日は見られません。
曇りだけど。

昨夜は砂浜で花火をやっている人もいました。

今日の予定は、12時のフェリーに乗るだけで、それまでは自由時間。

ホテル前に気になる看板があったので、
覗いてみよう。
がん附天正金鉱!


目印は、明治館目の前。


あやしいな。
天正って、天正遣欧使節団の天正かな?

こちらの山田さんが案内をしてくださるそうです。
よろしくお願いします。
金を精錬していたのですね。
この時点で、私はまだ山田さんのすごさに気づいていません。

かったるそうに話しを聞いてしまい、申し訳ありませんでした。
杖ついて、大丈夫かな?

江戸時代の津波で、金を採掘、精錬していた痕跡が見つかったそうです。


手作りな感じがいい。


大判は流通していなかった話。

伊豆は金鉱の宝庫だったのですね。


苔の感じからも年季が分かってもらえますか?
ねこばばの話。

これらの展示はイノシシの被害にも会うそうです。


せっかく撮ったのでいろいろ載せておく。


昨夜訪れた「土肥金山」とこちらの「天正金鉱」は時代が全く違い、
こちらの天正金鉱のほうが古く、
金槌やたがねを使った手堀により掘られたそうです。

金鉱
きらきら光っていました。
これは何だったかな?
精錬のための石臼?

山田先生は当時の歴史背景にお詳しく、金の採掘、精錬についてとめどなく説明してくださります。

杖の置いてあるあたりが鉱脈だそう。
この辺、集中的に掘ったのかな?

いざ、坑道へ
昨夜の土肥金山の坑道よりもドキドキするのはなぜ?
頭上、足元注意。
鑿(のみ)で掘ったんですね。


手で、地道に金鉱を掘り出したのですね。
ひと一人がやっと通れるくらいの穴です。

松明(たいまつ)の換気口
竪穴住居と同じ漢字だ。

松明のすすで黒くなっています。

電気もなく、真っ暗で危険な作業だったのでしょう。
山田先生は絶え間なく説明をしてくださっています。

空気が対流するように天井も階段状に掘っています。




石のみでカンカン音が響き、耳を守るために、わざとギザギザに削ったんだとか。

そして、坑内最奥部に到着。
と言っても入り口から約60m。

ほこらになっていました。
これが、龕(がん)

当時の技術ではこれ以上先には掘れないそうです。
空気が希薄になってしまうからだとか。

こちらは、出口方向。

色の違いでわかるのかな。


少しもらっていこうかな?


この辺りは、現代になって掘ったそうです。
たぶん出口用に。

台場に運んだ石だそうです。
少しだけならいいということで、私も採掘しました。
見学料金のもとは取ったと思うのだが。

山田先生は、次のグループの案内を始めていました。
ありがとうございました。

興味のある方は、地中からのパワーと山田先生の味わい深い話を聞きにいらしてください。

チェックアウトのために、部屋に戻ってみたところ。
フェリー1便が出港していきます。





その昔は、この辺りから金鉱を積んだ船が出港していったのでしょう。

警笛を鳴らして清水へ出航していきました。

今回は、いろいろな角度からフェリーを眺めたな。
次の便に乗るから~。

フェリーは清水~土肥を往復するので、
大体お昼12時前にターミナルに行けば大丈夫です。

あまり遠くへはいけないので、土肥の中心部?
をブラブラします。
若山牧水は晩年、沼津で過ごしていたそう。
土肥温泉にも入ったことでしょう。


フェリー港の方角を見ている?


この近くでマルシェがありました。
土肥マルシェオープン。
古民家?
民家をリノベーションした、施設のようです。
朝から活動したので、ピザを注文。
本格的で、驚きました。

地元のミカンを絞ってもらっています。
お酒も入れてもらおう。

濃厚ミカンジュース。
フレッシュでおいしい。

土肥山川沿いの土肥桜

土肥もそれなりに見どころがあります。
最後に
土肥金山、
なぜまた来たのか思い出せません。
本日は門番がいるため無銭入場はできませんでした。

では、時間になったので、
予約していることを伝えて、切符を買います。

来てますね。

特に、県民であることを証明するものは見せませんでしたが。

もう慣れたもんです。
(^^)/


明治館快適でした。
今度はフェリーと宿泊のセットプランを利用してみたい。

上の写真に写りこんでいるコンクリートは昔の桟橋の後ではないかな?
船を泊める青い杭もある。



昨日ほどではありませんが、
みなさん乗船待ち。
外に出ている人もいます。





雨降らなくてよかった。

今回の写真は間引いています。




絶妙な舵さばきではないでしょうか。

波の高い日の入港シーンを見学してみたい。

車に戻り、チケットの半券をもぎってもらいます。
この辺りは、みなさん慎重に乗船します。

となりの車との距離が近いので、ドアを開ける際には気を付けます。

結構ピンと張るのですね。

今年の夏は海水浴客が戻ってくるといいです。

サヨウナラ金山の町土肥。
また来ると思う。

今回は、いつもと違う部屋にしました。
これより先、オーシャンルーム(特別室)

初めてです。

特別室は500円の別料金がかかりますが、
コーヒーのサービスが付きます。
手前のパンは、嫁さんが土肥マルシェでちゃっかり買っていました。

弁当でも買ってフェリーで食べようかお思っていましたが、それほどお腹が空いていませんでした。ピザ食ったから。

前面展望。

貸し切りになるのでは?
と期待しましたが、それなりのお客さんがいらっしゃいました。
フェリー好きの方がいるということでしょうか。

今回は、こちらの座り心地抜群のソファーでくつろぎました。

清水の町が見えます。
静岡へ帰ってきた。
と思う瞬間です。

下船の準備をしていると、家族連れのお父さんが、もたもたしている娘さんに向かって、
「お前はここで働いていけ!」
と言い放った言葉が印象に残っています。


まだ1時過ぎなので、この後どうしようかと相談しました。
たぶんここでは雇ってくれないでしょうし。
雨も降っていないようだし。

これで、西伊豆の旅は終わりますが、

もう1か所寄り道をしてから浜松へ帰ります。
つづく。